以前、スタッドレスタイヤの見積もりを取った記事を書きましたが、年末に購入し、無事交換を済ませました。
新しく買ったスタッドレスタイヤは、
「ブリヂストン VRX2(ブリザック ヴィーアールエックスツー)」と言うモデルです。
初回の見積もり時から少しだけ値引き交渉をして、4本分の工賃と廃タイヤ処分費なども含めて、8万円ピッタリで購入しました。
最新モデルのVRX3では無く、VRX2を購入した理由は、以前の見積もりを取った時の記事をご覧ください。
早めに色々と検討したおかげで、最新モデルでないとは言え、考えられる限りで最高グレードのタイヤを購入出来たと思います。
今回なぜ奮発してこんなに良いタイヤにしたのかと言うと、先シーズンに色々と怖い思いをしたからです。
↓ 雪に覆われるフリードくん・・・
昨シーズンは大雪が降ったタイミングで、豪雪地帯の長野県白馬村のスキー場まで行ったのですが、5年以上前に型落ちをセール価格で買ったスタッドレスタイヤだった為か、滑ってどうしようもなかったのです。
例を挙げると、平地でも轍に乗りあげては横滑りをしたり、少しの坂道でもタイヤが空転したり、しまいには上り坂の途中で止まった際に、そこから完全に動けなくなってしまったのです。
これが4WD車なら何でもない事なのに、この時ばかりはFF車の限界を感じました。
万が一に備えてチェーンを携帯していたので、無事に帰って来る事が出来ましたが、この時ばかりはまた4WDの車に買い替えようか、真剣に悩みました。
しかしそんなにすぐに車を買い替えられる訳でもないので、今できる範囲で少しでも雪道に強くなるように、一番重要なタイヤにお金を掛けたという訳です。
そして先日、ついに新しいタイヤの性能を試す機会がやってきました。
向かったのは長野県茅野市にある、車山高原スキー場です。
ここ数年、雪の少ないシーズンが続いていましたが、今シーズンは道にもたっぷりの雪がありました。
この日の気温は、最低-16度、最高-1度です。
この登り坂を見た瞬間、昨シーズンの嫌な思い出が蘇りましたが、恐る恐る登ってみると、全くタイヤも空転する事なく、しっかりと雪面をタイヤが捉えて登っていくのが分かりました。
カーブでもしっかりとハンドルの手応えを感じて、非常に安心感がありました。
急な上り坂では一瞬だけタイヤがスリップする事もありましたが、すぐにグリップを取り戻してグイグイ登って行きました。
車山高原スキー場は、駐車場から出て帰る時に、そこそこの登り坂があってなかなか緊張するスキー場なのですが、ここを難なく登ってくれれば、ほとんどのスキー場は問題なく行けそうです。
ただ、さすがにこのタイヤであっても、急な登り坂で完全停止からのスタートでは、恐らく動けなくなってしまうのではないかと思います。
今後も保険としてタイヤチェーンを携帯したいと思います。
これで車の雪道対策はバッチリなので、今シーズンは沢山スキー場にも行きたいと思います。