以前、山梨にキャンプに行った帰りに、開通前の中部横断道を通った話を書きました。
もう一年ぐらい前の話になりますが、その時は全線開通前と言う事もあり、帰って来るのにとても時間が掛かったのを覚えています。
そして開通から約半年、今度は全線開通後の中部横断道を走ってみたのですが、以前通った時の感想とは裏腹に、渋滞回避においては非常に優秀である事がわかりました。
今後、山梨県の北杜市方面にキャンプに行くときの定番ルートになりそうです。
最短ルートの問題点
神奈川県の我が家から北杜市方面に向かう場合、茅ヶ崎から圏央道に乗り、八王子JCTまで行って中央道に接続するのが最短かつ一般的なルートなのですが、休日は特に八王子JCT付近の渋滞が酷いのです。
以前は少し早起きをして向かえば、渋滞を回避する事も可能だったのですが、最近はキャンプブームのせいか、はたまたコロナ禍で自家用車で移動する人が増えたせいか、朝の6時ぐらいに家を出ても毎回渋滞にハマってしまいます。
そもそもキャンプ場のチェックイン可能時間は午後の所がほとんどなのに、これ以上早起きして向かっても、チェックインまで時間を潰すのも大変です。
中部横断道の実力は?
2022年4月中旬
冬はシーズンオフだった我が家が、久しぶりに北杜市のキャンプ場に向かおうとしていた時、少し寝坊したせいで高速道路ではすでに渋滞が始まっていました。
調べてみると事故が発生したらしく、みるみる渋滞が伸びていました。
これから出発すると言う時に、なんとも気が重い状況でしたが、その時に中部横断道の事を思い出し、試しにまた走ってみる事にしたのです。
中部横断道は新東名の新清水JCTから中央道の双葉JCTを結ぶルートで、先程の圏央道から中央道に接続するルートに比べると、約70kmほど遠回りになります。
以前走った時の感覚では、まだ一部未開通で途中一般道を走った事もあり、この70kmが非常に長く感じ、全線開通になっても使う事はないかなと思っていました。
それが今回、全線開通後に初めて走ってみて、印象がガラリと変わりました。
我が家の最寄りのICから高速道路に乗る場合、圏央道からのスタートになるのですが、中部横断道を通る場合は、この圏央道をほとんど通らなくて良いと言うのが非常に大きいのです。
もちろん八王子JCTも通らなくて良いので、いくら渋滞していようが全く問題ありません。
圏央道が開通したおかげで、中央道や関越道などへのアクセスが非常に快適になったのは間違いないのですが、圏央道は日本全国の高速道路を走りまくっている私から言わせると、最も走りにくい高速道路なのです。
理由は多く語りませんが、あえて一言だけ書くならばトラックの多さとそのマナーの悪さに尽きます。
東名高速道路も休日は渋滞するにはするのですが、だいたい渋滞するポイントは東京から厚木までの区間です。
そうすると厚木より先から高速に乗る我が家にはほとんど影響がないのです。
そして御殿場を過ぎると快適に走れる新東名が待っています。
御殿場JCTを過ぎると車の数も一気に減るので本当に快適に走れます。
東名高速経由で中部横断道を利用する場合、そもそも渋滞するポイントが無いので、無理に早起きをしなくて済むのです。
逆に中部横断道を選択した場合のデメリットとしては、圏央道から八王子経由で中央道を通る場合に比べて、距離にして約70kmほど余計に走る必要がある事。
それに中部横断道はそのほとんどが片側一車線(対面通行)となる為、前に遅い車などがいる場合、抜いたり出来ないって事ぐらいです。
ただ中部横断道自体が制限速度70kmなので、それほど急ぐ道でもありません。
私は1時間渋滞にハマっているぐらいなら、その間走っていた方が楽な性分なので、この中部横断道ルートは定番になりそうです。
まとめ
メリット
新東名経由で行けるので快適
トラックが多い圏央道を通らなくて済む
早起きしなくて良い
デメリット
距離と時間が延びる
(渋滞している場合、到着時間にそれほど差はない)
片側一車線の対面通行
渋滞回避ルートとして大変優秀な中部横断道ですが、さすがに70kmの遠回りは
往復ともやると疲れます。
キャンプ場のチェックアウト時間はだいたい朝の10時とか11時ぐらいなので、いつも我が家は渋滞しないうちにまっすぐ帰るようにしています。
そのぐらいの時間であれば、高速道路も比較的空いているので、帰りは最短ルートを通るようにしています。
行きは渋滞回避の為に中部横断道を使い、帰りは最短ルートの中央道を通る、これが我が家の定番になりそうです。
あと数年で、新東名も厚木まで延長される予定なので、そうなるともっと快適に移動出来ますね。