2024年6月に新型フリードが発売されてから、三カ月余り経ちますが、FREEDオーナーとしては新型も気になる所です。
そんな中、先日、テレビ神奈川のローカル番組、
『クルマでいこう!ENGINE FOR THE LIFE』で新型フリードの特集をしていたので、食い入るように見てしまいました。
ホンダのHPなどでもじっくり見た事が無かったので、初めてしっかりと新型フリードの特徴を知ることが出来ました。
新型FREED(フリード)
グレード構成としては標準タイプのFREED AIRとSUVテイストのFREED CROSSTARの2タイプに、それぞれガソリン、ハイブリッドモデルが用意されているようです。
外観はとてもシンプルなデザインに変更されていましたが、見慣れてくるとこれはこれで良いなと思えるデザインでした。
室内の方も、乗る人全てが快適に過ごせるような工夫が盛りだくさんで、旧型よりもさらに快適性が増したように思います。
(自分の愛車を旧型って書かなきゃいけないのはなんとなく悲しいですね・・)
中でも後部座席専用のエアコン吹き出し口(リアクーラー)や、運転席、助手席だけでなく、後部座席にも備わったUSBチャージャー(Type-C)などは、非常に便利な機能だと思います。
今時はType-Cの充電器があれば、PCにスマホにタブレット、それにNintendo Switchまで大体の物は充電できてしまいますもんね。
今回のフルモデルチェンジで、私が乗っているFREED+(フリードプラス)は廃止となったようです。
旧型は、標準タイプの6,7人乗りのFREEDと、5人乗りのFREED+とでは外観がほとんど同じ所も良い点だったのですが、新型ではどちらを選ぶかで外観がガラリと変わってしまうので、選択肢としては少し狭くなったような気もします。
私自身、4WDでも何でもない外観だけのなんちゃってSUV車には違和感を感じるタイプなので、外観的には6,7人乗りのAIRの方が好みですが、機能としては5人乗りのCROSSTARを選ばざるを得なくなり、そうすると見た目が好みではなく・・・選択肢から外れるかもしれません。
そして番組のなかで一番気になったのが、そのお値段でした。
旧型フリードは廉価版グレードだと車両本体価格が200万円以下だったのですが、新型は一番安いグレードでも250万円以上するようです。
そして驚くことに、一番安いグレードでは、先ほど挙げた後部座席専用のエアコン吹き出し口(リアクーラー)やUSBチャージャー(Type-Cなどが、付いていないようなのです。
経験上、安いグレードを選ぶとホイールがアルミホイールではなくスチールホイール(いわゆる鉄チンホイール)になったり、ステアリングが本革巻きではなく樹脂製になったりはよくある話なのですが、売りである快適装備を外してくるってどうなんでしょう?
それらの快適装備を手に入れるためには、さらに20万円ほど高い1つ上のグレードを選択しなければならないようですね。
私が購入したあとから、物価高や消費税率の引き上げなどががあり、多少の値上げは予想していたのですが、50万円以上の値上げには驚きました。
フリードも庶民にはちょっと手が出ない車になってきたなと個人的には感じました。
ライバルのシエンタは?
一方ライバルのシエンタは、新型でも一番安いグレードでは200万円以下のモデルも用意されていて、とても好感がもてます。
先代同様、欧州車のようなオシャレな外観も健在ですね。
値上げ続きのこのご時世に、200万円以下のグレードを用意するからには、削られた部分も多いとは思いますが、購入者側からすると選択肢を残してくれた事には感謝しかないはずです。
廉価版グレード以外は、ガソリン車とハイブリッド共に、フリード同等程度の価格構成となっているようです。
それにしても、今後発表される新型車は軒並みこのぐらいの値上げになってしまうのかもしれませんね。
これは次の車選びにも影響が出て来そうです。
今年車検受けてタイヤも新品に交換したばかりですが、密かに今欲しいと思っている車があり、ここ最近は数年ぶりにディーラーに足を運んだりしています。
そのあたりの話はまた次回書いていきたいと思います。