今シーズンも雪山でスキースノーボードを楽しむために、我が家のフリードプラスにはスタッドレスタイヤを装着済みです。
今回も自分でタイヤ交換を行ったのですが、フリードを購入して7年目にして、初めてトルクレンチを購入しました。
トルクレンチとは
タイヤ交換の際の注意点として、
適正なトルクでホイールナットを締め付けてホイールを車に取り付ける
と言う手順があり、車種毎に異なる締め付けトルクが細かく定められています。
車の整備記録などと一緒に保管されている取扱説明書を見ると、適正トルクの数値が書いてあるのです。
ではどうやって適正なトルクかを判断するかと言うと、ここで活躍するのが冒頭のトルクレンチなのです。
トルクレンチを使用してナットを締めていくと、あらかじめ設定したトルクに達した時に、音や振動で知らせてくれる優れものなのです。
初めて使ってみましたが、このカチン!と鳴りながら手に伝わってくる振動がなんとも気持ちが良かったです。
ホイールの取付で締め方が緩すぎるのは論外として、だからといって、しっかりキツく締めれば良いというものでもなく、締め過ぎてハブボルトが痛むと、最悪の場合、走行中にボルトが折れてタイヤが外れてしまう恐れもあります。
しかしトルクレンチが無い状態でのタイヤ交換作業では、緩くないか心配になり、ついついキツく締めてしまうものです。
これまでもほぼ毎シーズン自分でタイヤ交換を行っていたので、本来であれば最初の交換の時に買っておくべきでしたが、トルクレンチまで使ってタイヤ交換をするのは素人には少々大げさな気もしていて、これまで購入をためらっていました。
それにトルクレンチは結構高価なイメージがあったのですが、近所の工具専門店に立ち寄ってみると5,000円程度で買えることがわかり、即購入してしまいました。
トルクレンチを使うと安心感が違います!
今回初めてトルクレンチを使って交換してみると、何と言うか交換後の安心感が全く違ったので、もっと早く買っておけば良かったと思いました。
いつもは疲労感でいっぱいのタイヤ交換作業が、なんだか楽しい時間になりました。
ただ、今回外した夏タイヤを見てみると、ひび割れが目立っていてこちらもそろそろ交換時期のようです。
次に夏タイヤに戻す時に、こちらのタイヤも買い替える必要がありそうです。
車は本当に金が掛かりますが、タイヤが新品になったらまたどこか遠くに行ってみたいと思います。