先日のエアコンフィルター交換に続き、今回はフリードプラスのバッテリーの交換を自分でやってみました。
ディーラーで点検に出した際、指摘されたバッテーリーの劣化ですが、ディーラーでは交換工賃込みで23,000円ほど掛かるところが、バッテリーをネットで13,000円程で購入し、15分程度の作業で済ませる事が出来ました。
少しだけ苦労しましたが、1万円浮かせた事を考えると、非常に満足です。
初めてでもそれほど迷うことはありませんでしたが、簡単に交換手順を紹介します。
フリードプラスのバッテリー交換方法
まずは新品のバッテリーを用意。
我が家のフリードプラス、ガソリンモデル(ハイブリッドでは無い)の場合、N-80と言う規格のバッテリーになるようです。
今回はネットで購入したので、ポイントも付いてお得だった上に、購入したショップに古いバッテリーを着払いで送ると、無料で処分してもらう事も出来ました。
まずはボンネットを開きます。
向かって右側のヘッドライトの奥にあるのがバッテリーですね。(赤い端子カバーが目印)
最初に見たとき、バッテリーに色々な配線が繋がっていたので、「あれ?これ全部外さないとダメかな?」と思ったのですが、実際にはバッテリーに繋がている端子(+・-)を2ヵ所だけ外せば大丈夫でした。
バッテーリー交換における最大の注意点
バッテリー交換の手順は、バッテリーに繋がっている端子を外して古いバッテリーを取り出し、新しいバッテリーを設置して端子を繋ぎ直すだけの簡単な作業ですが、一点だけ注意点があります。
それは古いバッテリーを外す時と、新しいバッテリーを取り付ける時で、それぞれマイナス端子側ととプラス端子側の作業の順番が異なる所です。
このマイナス端子とプラス端子の順番を間違えると、ショートして火花などが出てやけどをする可能性がある為、大変危険です。
バッテリーを外す場合はまずマイナス端子側を先に外してから、次にプラス端子を外す。
そして取り付ける時は逆に、プラス側から先に取り付け、次にマイナス端子を取り付けるのが正しい手順です。
私は車からバッテリーを外す(マイナスする)ので外す時はマイナス端子から、バッテリーを取り付ける(プラスする)時は、プラス端子側からと覚えています。
と、言うわけで、まずはマイナス端子側から外していきます。
端子の部分に色々とケーブルが繋がっていましたが、バッテリーに繋がっている部分のナットだけ緩めれば、全部一緒に取れました。
次にプラス端子です。
赤いカバーを持ち上げて、こちらもナットを一ヵ所だけ緩めれば簡単に取れました。
続いてバッテリーを固定しているステーを外していきますが、このステーを固定しているボルトは、下部がフック状になって引っ掛かっているだけだったので、ナットを全部外すと下に落ちてしまう為、注意が必要でした。
これで古いバッテリーが取り外せます。
次に新しいバッテリーのプラス端子とマイナス端子の位置を確認して設置します。
この時は念の為、端子に付いているキャップは付けたままにしておきましょう。
バッテリーを設置したら、まず最初に取り外したステーを元に戻してバッテリーを固定します。
しっかりと固定出来たら、外した時とは逆の順番で、プラス端子側から取り付けます。
最後にマイナス端子も取り付ければバッテリー交換は完了です。
色々なケーブルが繋がっていて戸惑ったり、狭くて手が入れにくかったりと色々ありましたが、全部で15分ほどの作業でした。
最後にエンジンをかけてみて、異常が無いかを確認しました。
始動もスムーズになり、電気系統も特に異常はなさそうでしたが、カーナビだけセキュリティーコードの入力を求める画面になっていました。
これはおそらく、車上荒らしなどでナビが盗難にあった場合、使えなくする為の機能だと思います。
セキュリティーコードは新車購入時にカードサイズのシールで渡されていたので、入力すると元通りになり、保存していた内容なども全て残っていました。
担当者が、「このシールは車の中には保管しないようにして下さい」と言っていた意味がやっとわかりました。
もしセキュリティーコードを忘れてしまっても、販売店に問い合わせれば教えてもらえるようです。
(中古車の場合はどうするんだろう?)
バッテリー交換も初心者向けの交換作業と言えますが、実際に作業してみると、バッテリーに色々な配線が繋がっていたり、交換後にカーナビのセキュリティーコードの再入力が必要だったりと、電子化が進んだ故の様々な注意点などもありました。
それでも、1万円を出して頼むほどの作業では無いと思うので、今後も自分で交換していきたいと思います。