今回はキャンプ場に行く時のルートのお話です。
神奈川県西部に住む我が家は、山梨県の人気キャンプスポットである道志村へのアクセスが良いので、道志村のキャンプ場を良く利用しています。
キレイな清流が流れ、道志みち沿いに数多くの雰囲気の良いキャンプ場があり、都心からのアクセスも良いので、シーズン中は大変込み合う大人気の道志村。
ただこの道志村のキャンプ場に行くにあたり、ひとつだけ大きな問題があります。
それが車酔い。
『道志みち』は所々道幅も狭くてクネクネしている上に、バイクツーリングやサイクリングコースとしても人気のスポットなので、自転車を追い抜く度に神経をすり減らしたり、後ろから来るバイクに道を譲ったりと、運転手としてはなかなか大変な道です。
うちの妻や子供達も、道志みちを通ってキャンプ場に到着するころには、毎回グッタリとしていて、「道志は好きだけど、あのクネクネ道が・・・」と口癖のように言っています。
そこで今回は、道志までのお勧めルートや、乗り物酔いしにくいコースを紹介したいと思います。
今回は神奈川県西部発と言う事で、新湘南バイパスの藤沢IC付近から道の駅どうしまでのルートで比較してみたいと思います。
都心などから道志村までのアクセスと言えば、中央自動車道の相模湖IC方面から道志みちを通って、山中湖方面に向かうルートが一般的だと思います。
藤沢をスタート地点として設定しても、やはり最短ルートはこの道志みちを通るルートが表示されます。
道志みちは運転が好きな方なら、景色も良いので楽しい道なのですが、同乗者からすれば次々に現れるコーナーに、バイクや自転車を避けるたびに発生する加減速など、過酷な道である事は間違いありません。
そこでおすすめしたいのが、東名高速道路の大井松田ICから国道246号線を通って、山中湖経由で道志に向かうルートです。
道志みちが丹沢山系の北側を通るルートに対し、こちらは南側を通るルートになります。
東名高速道路を使うなら、いっその事御殿場ICまで行ってしまった方が早そうなイメージがありますが、御殿場ICまで行くとちょっと戻る感じになる上に、御殿場ICから山中湖までの道は渋滞していることが多いです。
さらに出発が遅い時間になると、御殿場IC名物のアウトレット渋滞に巻き込まれて、高速の出口までさえ辿り着けないなんて事にもなりかねません。
なので、高速道路は大井松田ICで降り、そこから一般道を走り、途中でショートカットして山中湖を目指すのです。
この国道246号線は東名高速道路に並行して走るイメージなのですが、道幅も広く舗装もきれいなので非常に走りやすいです。
また自転車やバイクもほとんど居ませんし、たまに居たとしても道幅が広いので全く問題になりません。
道志みちでも、一部道幅が広くてカーブの少ない区間があると思いますが、あの道がずっと続くイメージです
車酔いしたくなければ、三国峠は避けるべき
国道246号線経由で山中湖目指すと、ナビの最短ルートでは小山町あたりから三国峠を越えるルートを指示してきます。
確かにこの三国峠越えのルートを通ると、あっという間に山中湖まで抜けられるので、最短のルートである事は間違いありません。
私も一人だったら間違いなくこの三国峠越えのルートを選びます。
しかしこの三国峠越えのルートは、急勾配の坂道の上にヘアピンカーブが連続する、道志みち以上に過酷な道です。
車酔いしたくなければ、絶対に避けるべきでしょう。
お勧めは国道246号線をもう少し進み、県道151号線を通って須走を目指すルートです。
この県道151号線、途中に二か所だけヘアピンカーブがありますが、それ以外は県道にしては道幅も広く車も少ないので非常に走りやすいです。
御殿場ICから山中湖へ続く、国道138号線まで行ってしまうと、結局御殿場ICからの渋滞に巻き込まれてしまうので、その手前の県道151号線を使うのがポイントです。
東富士五湖道路を使うのも有効
須走までくれば、山中湖までもう少しなのですが、須走から山中湖までの箱根裏街道と呼ばれる道も、なかなかの山道だったりします。
うちの家族曰く、ここが道志みちに次ぐ難所なのだそうです。
でも諦めてはいけません!!
ちょっと遠回りしてでも、絶対に車酔いしたくないという方には、思いきって有料道路である東富士五湖道路を使って、山中湖ICを目指すのをお勧めします。
この東富士五湖道路は急勾配な坂道ではありますが、そこはさすがに有料道路なので、ほとんど直線的に山中湖まで行くことが出来ます。
地図を見るだけで明らかにカーブが少ない事が解りますね。
さらにこの東富士五湖道路を使うメリットとして、食材の買い出しなどに便利な、大型スーパーのオギノ山中湖店がICを降りてすぐの所にあると言う点です。
買い出しをして山中湖の湖畔を抜ければ、道志みちはすぐそこです。
奥道志のキャンプ場を狙おう!
山伏トンネルを抜ければようやく道志村です。
ここまで来たらクネクネ道は避けられないので、あとはキャンプ場までもう少しだけ頑張りましょう。
最後に一つ、この山中湖経由で道志村にキャンプに行く時には、山中湖寄りの奥道志と呼ばれるエリアのキャンプ場を選びましょう。
そうすることで、道志のクネクネ道を走る距離を少しでも抑える事が出来ます。
個人的にも奥道志エリアの方が、自然が豊かで雰囲気の良いキャンプ場が多い気がして好きだったりします。
まとめ
私自身も子供の頃に乗り物酔いが酷かったので、あのツラさは非常に良く解ります。
乗っている時間よりも走る道の方が、乗り物酔いする人にとっては非常に重要なんですよね。
あと山道などで荒い運転をされると、すぐに酔ってしまうと言うのもあるので、出来るだけ丁寧な運転を心掛けましょう。
今回の記事は住んでいる場所によっては遠回りになってしまい、参考にならないかも知れませんが、乗り物酔いにお悩みの方は是非一度お試し下さい。
事故渋滞の際の迂回ルートとして参考にして頂いても良いかも知れません。