前回、フリードプラス(FREED+)で初めて雪道を走った話を書きましたが、雪道ドライブと言えば、今シーズンはひとつ気になるニュースがありました。
それが今シーズンから新たに導入された、大雪時の新たなチェーン規制の導入です。
先日、フリードプラスにスタッドレスタイヤを装着して準備万端のつもりでしたが、新しいチェーン規制は今までよりも厳しくなるとかならないとか。
これはウインタースポーツをやるものにとって、大変大きな問題なので、新たに導入されたチェーン規制について少し調べてみました。
今までの制度では高速道路などでチェーン規制が出ていても、4輪ともスタッドレスタイヤを装着していれば通行する事が出来ました。
雪が降る中、車から降りてチェーンを装着するのはかなり大変な作業なので、頻繁にスキー場などに行く人にとっては、スタッドレスタイヤの装着は必須といっても過言ではありませんでした。
特に高速道路の場合、タイヤチェーンを装着していると、振動が激しくスピードを出せないばかりか、長いトンネルなどで雪が無い箇所が続くと、チェーンが切れてしまう恐れもありました。
その為、関東から新潟に行く時に通る、約10kmほどある関越トンネルでは、トンネルの手前で一度チェーンを外して、トンネルを抜けたらもう一度チェーンを装着するという、面倒な作業が発生するのです。
そんなことを考えると、冬の関越道で新潟に行く時に、スタッドレスタイヤを装着しないなんて、私だったら考えられない事でした。
ところが、新しいチェーン規制の事を調べてみると、今後はチェーン規制が出ている時には、チェーンの装着が必須になるようで、チェーンが無い場合は高速道路を降ろされてしまうらしいのです。
最初にこの話を聞いた時には、あまりの厳しさにかなり驚きました。
そんな事したら、スキー場は軒並み倒産するんじゃないかって・・・
しかしさらに良く調べてみると、今までの制度とそれほど差が無いことが解りました。
新しく導入されたチェーン規制が発令されるのは、警報レベルの大雪の予報が出ているような場合に限られるようです。
これは今までだったら通行止めになるかならないかのギリギリの時でも、タイヤチェーンを付けていれば、通行する事が出来ると言う事で、むしろ今までの制度よりも緩くなっているような気がします。
確かに先日新潟に行った時には、今までだったら高速道路上の電光掲示板が『チェーン規制』と言う表示だった所が、『冬タイヤ規制』と言う表示に変わっていました。
今まではチェーン規制が出ていても、冬タイヤならOKと言う少し混乱しそうなルールだったのが、今後はチェーン装着車じゃないと通行止めだと考えると、解りやすくて良い気もします。
警報レベルの大雪の時にフリードで豪雪地帯に行くことは考えられなので、個人的には今までと何ら変わりがないことが分かり少し安心しました。
ただ、毎年ニュースになるほど、大雪での立ち往生が多発しているので、今までよりも発令されるタイミングは早くなるかも知れませんね。
いずれにしても、雪道は走る場合には事前に天気予報などをしっかり確認して、無理のない計画を立てる事が大事ですね。