先日、出掛けようと思って車に乗り込み、エンジンを掛けると初めて見る警告灯が点灯しました。
すぐに消えてしまったのでちゃんと確認出来なかったのですが、なにやらバッテリーがどうのこうのって表示だったような気がします。
最初の車検までまだ半年もあるのに、もうバッテリーの寿命かと思っていたら、後日また同じ警告が出て、今度はちゃんと確認する事が出来ました。
えーっと、「キー(電池マーク)BATT」・・・バッタ?!な訳ないですね。
スマホとかで良く見る、バッテリーの残量が少ない時に見る表示ですね。
これらのヒントから読み解くと・・・このメッセージは恐らく・・・
「ズバリ!リモコンキーの電池切れでしょう!!」
英語の成績2だった私でも、これだけヒントがあれば解ります。
リモコンキーの電池にしても、切れるには早すぎる気がしますが、フリードプラスのリモコンキーは、ポケットに入れておくだけでドアロックの解除やエンジンの始動などを行える、ホンダスマートキーという代物なので、通常のリモコンキーよりも電池切れが早いのかもしれません。
この手のリモコンキーは家電量販店やホームセンターなどで、ボタン電池を買ってくれば自分ですぐに交換出来るので、さっさとやってしまおうと思い、リモコンキーを分解しようと思ったのですが、
「あれ?開け方が解らない・・・」
以前乗っていたインプレッサのリモコンキーは、小型のプラスドライバーでネジをゆるめれば簡単に開けられたのですが、フリードプラスのリモコンキーにはネジがありません。
となれば、強引に開けてみるしかないのですが、プラスチックのツメが折れたりするのも嫌なので、先日ディーラーの定期点検に行った時に、交換をお願いしてきました。
一応担当者に「自分でも交換出来ますか?」と聞いてみた所、
「出来ないことは無いですが、今のリモコンはボタンが多くて、勢いよく開けて中のパーツが飛び出す事があるので、オススメしません」と言う事でした。
交換料金は500円ぐらいで、電池代を考えると少し割高な気もしますが、リモコン買い替えのリスクを考えると、そんなに高く無いかもしれませんね。
でもやっぱり自分で交換出来るようになりたい!
今回はちょうど定期点検でディーラーに行くタイミングだったので、お店で交換をお願いしましたが、2年半で電池が切れたと言う事は、この先フリードプラスに乗り続けた時に、また交換する時期がやってきそうです。
その時には自分で交換できるようになりたいので、交換方法を調べてみました。
まずはリモコンキー本体から付属のキーを抜き取ります。
ホンダのロゴがある側にレバーがあるので、レバーを押しながら引っ張るとキーが抜けるようになっています。
このキーは外出先などでリモコンキーの電池が切れた時でも、ドアロック解除やエンジンの始動が出来るように付属しています。
真冬にスキー場などに行くと、寒さで電池が弱くなってリモコンが正常に作動しなくなることが良くあるので、そんな時でもこのキーがあれば安心です。
キーが抜けたら小銭とティッシュペーパー(柔らかい布でも可)を用意。
本体を開く前の注意事項としては、下の写真のように、操作ボタンがある側を上にしない事です。
この状態のまま開けてしまうと、ボタン部分の部品が下に落ちてしまう事があるようです。
ディーラーの担当者が言っていた、パーツの紛失の原因になる訳ですね。
ボタン側を下にして、先ほどキーを取り出して出来た隙間に、ティッシュで包んだ小銭を差し込み、少し力を入れながらひねってテコの原理で開いていきます。
するとパキッという音と共に、蓋が外れます。
蓋を開くとボタン電池が現れるので、ここで電池の型番を確認。
フリードプラスの場合は、【CR2032】のようですね。
あとはマイナスドライバーなどを使って古い電池を外し、新しく用意した電池の+-の向きを間違えないように取り付ければ完了です。
本体の蓋は、位置を合わせて力を入れながら押さえれば、パチッと音を出しながら元通りに納まります。
これで次に電池が切れた時には、簡単に自分で交換出来そうです。
電池を買いに行ったりする手間も考えると、ディーラーで交換するのもありだと思いますが、自分で色々出来るようになると、ますます車にも愛着もわくと言うものです。