次の車探しの試乗レポートもいよいよ3回目。
三菱デリカ、トヨタヴォクシーと、ミニバン2連発でしたが、今回はSUVの日産エクストレイルを見に行ってみました。
4WDの重要性
前回、ヴォクシーを見に行った時、自分にとって荷物や人が多く積める事と同じぐらい、4WD性能が大事だと言うことを思い出しました。
実は、今のインプレッサに乗る前、初代のエクストレイルに6年ほど乗っていた事があり、何度も豪雪地帯にスノーボードに通っていました。
そしてある時、泊りで滑りに行き、大雪に見舞われたことがあり、帰ろうとした時に車の上に1mほど雪が積もっていた事がありました。
↑これはその時の写真で、見えているのはドアの部分です。
その時、友人の車(FF車)を掘り出したり、みんなで押したりして2時間ほど掛かってやっと駐車場から脱出できたのですが、私のエクストレイルは、車の上の雪を落として、前方の雪をちょっとどかしただけで、難なく脱出できて、そこにいた皆が驚いたと同時に、『やっぱり買うなら4WDだね』と話したことを良く覚えています。
そんな経験もあり、エクストレイルには個人的に思い入れがあります。
広い後部座席に、広くて使い勝手の良いラゲッジルーム、濡れたままでもOKの撥水シートも備えていて、エクストレイルは非常にアウトドアに適した車だと思います。
そんな訳で、SUVの一発目はエクストレイルを見に行く事にしました。
日産のショールームへ
今回も、飛び込みで日産のショールームへ行き、カタログが欲しいことと、実車を見せて欲しい事を伝えました。
ここでも、自身でエクストレイルを所有している営業マンが色々と説明してくれました。
エクストレイルは、従来の角張ったシルエットから、新型になって丸みを帯びたデザインに変更になっています。
個人的には前の角張ったシルエットの方が好きで、使い勝手も良かったと思います。
またインテリアは全体的に黒で統一され、高級感は増しましたが、逆に以前のような汚れた物でも気兼ねなく積み込める良さが失われた感じがしました。
最近の車ってステアリング周りにボタンがいっぱい付いていて、操作を覚えるのが大変そうですね・・
エクストレイルに試乗
今回も試乗させてもらいましたが、運転した感じは音も静かで、普通の乗用車に乗っているような感覚でした。
また、インプレッサよりは目線も高くて視界も広いのですが、先にミニバンに試乗したこともあり、目線の高さや視界の広さという点では、あまり目新しさを感じませんでした。
毎回試乗ではバックモニター付きの車で、駐車も試せるのですが、個人的には駐車の時にもう一つ見なければならない場所が増え、余計忙しくなる気がします。
車が大きくなったらあった方が安心なんだとは思いますが、着けるとなるとカメラと連動するナビをオプションで付けなければならなかったりと、ドンドン値段が高くなりますね。
あと今回、CMでやっているハンドルが勝手に動いて駐車してくれるパーキングアシストも実演してもらいましたが、これもどうなんでしょうね。
「俺の車は自動で駐車出来るんだぜ!」ってどや顔で言われるよりも、何も言わずに一回でピタッと駐車スペースに停める方がカッコいいと思いますが。
こんなの使わないと駐車も出来ないような人は、運転自体控えてほしいと思ったりします。
そのうち、こーゆーのも標準装備になって、これがないと駐車が出来ないゆとり世代が出てくるのかな。
恐ろしい限りです。
逆に、高齢者には自動ブレーキ搭載車以外売らないようにして欲しいと思ったりもします。
エクストレイルに試乗した感想
話が逸れましたが、以前乗っていて、とても気に入っていたエクストレイル。
今回実物を見たり試乗したりしたところ、新型にはあまり魅力を感じませんでした。
今のインプレッサはフルタイム4WDなので、4駆性能では引けを取らないと思うし、エクストレイルに乗り換えて、全体的に広くはなるものの、現状とあまり変わり映えしないような気もします。
ミニバンの快適さと、安心の4WD性能って考えると、デリカしか選択肢がないような気もしてきましたが、問題は値段・・・(とデザイン)
最後にあと一台だけ見たい車があるので、それで試乗ツアーも終わりにしたいと思います。
次のターゲットはスバル繋がりで、フォレスターを見に行ってみたいと思います。