今回は車を利用した帰省のお話。
年末年始は、神奈川の自宅から実家のある九州の福岡まで、約2,000kmの距離を車で往復してきました。
今までにも何度か、長期休暇を利用して実家の福岡まで車で帰省しているので、その経験を踏まえて、今回は車で田舎へ帰省する場合の、メリットとデメリットを書いてみたいと思います。
車で帰省する場合のメリット
費用の安さ
まずはなんと言っても費用の安さです。
長期休暇(特に年末年始)は、とにかく飛行機の料金が高いです。
夫婦+幼児2人の我が家でも、年末年始に家族全員分の往復航空券を用意して、空港までの電車賃なども含めると、軽く20万円は超えてしまうと思います。
それが車で帰ると、往復のガソリン代や高速代を含めても、5万円以下に収まります。
この差額だけで近場なら2~3回、家族旅行に行けそうです。
荷物の心配が無用
次はやっぱり荷物の心配をしなくても良いと言う所だと思います。
公共の交通機関の場合、持って行ける荷物も限られてしまう上、子供を抱えてスーツケースを転がしながら、駅や空港を歩き回るのはなかなかの重労働です。
それが車で帰省となると、とりあえず持って行きたい物は全部車に積んでしまえるので、 荷造りで迷うことも無くてとっても楽チンです。
冬は衣類だけでもかさばるので、今回車に乗せて行った大量の荷物を考えると、公共の交通機関で帰っていたら、とても大変だったと思います。
帰りにお土産もたくさん買って帰れるのも良い所です。
時間に縛られない
新幹線や飛行機の場合、時間までに駅や空港に行ったり、乗り換えなどでバタバタしたり何かと時間に追われがちです。
これも車なら好きな時間に出発して、渋滞しようが途中で寄り道しようが、走っていればいつかは目的地に着くのでとっても気楽です。
途中で寄り道して観光も出来る
これも車で帰る場合の大きなメリットですね。
関東から九州までずっと高速道路を走っていると、有名な観光地の看板を幾つも見かけます。
日程に余裕があれば、途中で一泊ぐらいして観光してみるもの面白いかも知れませんね。
私の場合、日本の中で四国にだけはまだ行ったことが無いので、いつか帰省のついでに寄ってみたいと思っています。
車でしまなみ街道も走ってみたいです。
あとは夏にキャンプ道具を積んで走り、疲れたら途中のキャンプ場で一泊するのも良いかなと思っています。(余計疲れるかな?)
車で帰省する場合のデメリット
事故のリスク
車で帰省する場合の一番のデメリットは何と言っても事故でしょう。
走っている距離や時間が長ければ長い程、事故に遭う確率も当然高くなります。
どんなに自分が気を付けていても、相手がいる以上事故を完全に防ぐ事は出来ません。
特に長期休暇の時は、普段高速道路を走り慣れていないドライバーも沢山いるので、普段の高速道路よりも危険だと感じます。
私はなるべく車が多い時間を避けるのと、運転前にしっかりと休息を取って運転に備えるようにしています。
到着時間が読めない
時間に縛られないのがメリットと書きましたが、到着時間が全く読めない所はデメリットだと思います。
年末年始や長期休暇の高速道路に渋滞は付きものです。
運悪く事故渋滞などに巻き込まれたら、それこそ到着時間が全く読めなくなります。
一応事前に、順調に行けば何時間で到着できるかなど調べてはいますが、あくまで参考にする程度で、到着時間についてはキッチリと決めないようにしています。
キッチリ予定を立ててしまうと、予定通りに行かないと焦ったりイライラしてしまい運転する上でも良くないです。
到着後は疲労困憊
最後は何と言っても運転の疲れです。
普段、長距離ドライブに慣れている私でも、1人で片道1,000kmも走ると、到着後はさすがにヘトヘトになっています。
夜通し走って、順調に翌朝目的地に到着したとしても、その日はハッキリ言って使い物になりません。
そう考えると、行きと帰りで2日間潰れてしまうので、やはりそれなりに日程に余裕が無ければ厳しいと思います。
まとめ
書いていると、色々とデメリットがある事も解りましたが、何と言っても費用の安さと、思い立ったらすぐに帰れる気軽さはとても魅力的だと思います。
公共交通機関で帰省する場合には、事前に飛行機や新幹線の空きを調べたり、少しでも安いチケットを探したりと、意外と労力を使います。
車の場合には、その面倒な予約などが一切不要です。
また、飛行機や新幹線と違って、途中でサービスエリアなどに寄って美味しいものを食べると言う楽しみ方も出来ます。
事前に寄りたいサービスエリアなどを調べるのも楽しいものです。
今は運転手が一人でなかなか大変ですが、現在運転練習中の嫁が少しでも運転を代わってくれるようになると、さらに快適に帰れるようになりそうです。
無理のない日程が組めれば、車での帰省はおススメですよ。