今回の車選びで、デリカD:5と共に、ずっと気になっている車があります。
それが今回紹介するルノーの『カングー』です。
今まで国産車しか乗ったことのない私ですが、初めて輸入車で欲しいと思った一台です。
カングーってどんな車?
このカングーは本国フランスでは郵便配達車で採用されていたり、花屋さんの配達車として使われていたりと、主に商用車として使われている為、大きな荷室を備えていて、まさにアウトドアでの使い勝手が良さそうな車です。
輸入車ですが、車両本体価格も230万円台からと頑張れば手が届きそうな所も魅力です。
以前にも見積もりを出して貰った事があるのですが、もう一度決算時期の見積もりを貰いに行くことにしました。
カングーの決算時期の見積もり
今回は前回の見積もりを踏まえ、自分の中で付けたいオプションや省いても良いオプションが決まっていたので、その内容で見積もりをお願いしました。
また輸入車ディーラーでは国産車の下取りも期待出来ないと、聞いていたのですが、一応査定も依頼。
ナビなどもディーラーでの取付にすると、最低でも25万円からと言われたので、ナビも付けずにオプションも最低限のものにしました。
こちらは見積もりや査定を待っている間に出された飲み物。
嫁が頼んだホットティーは何とポットで出て来て、飲み物までオシャレ!!
(国産車ディーラーは、ドリンクバーのカップがほとんどでした)
なるほど、これがフランス車ディーラーの標準か!
見積り金額結果
待つこと40分あまり。
出てきた見積もりの金額は、294万円と言う金額でした。
こちらがその内訳。
車両本体価格は「カングーZEN(ゼン)6MT」で247万円。
オプションはシンプルにたったこれだけです。
ナビも国産ディーラーと比較すると割高だったので、社外品を検討する事にして、見積りからは外してもらいました。
それでもオプションの合計が約26万円。
あとは税金や諸費用など諸々を含めていきます。
そして下取り額は予想通り少なく、16万と言う、国産車ディーラーの半額程度の価格にしかなりませんでした。
なので、もし、カングー(と言うより輸入車?)を買う場合は、買取業者に買い取って貰う方が良いと思いました。
(↓ 買取業者の一番高い査定額は40万でした)
その結果、この時点での支払総額は約278万円でした。
そして決算時期での値引きも、
「頑張っても10万円程度です」との事でした。
ということで、さらに下取りを精一杯頑張って、支払い総額260万が限界だと言われました。
260万と言えば、今交渉をしているトヨタのヴォクシーと同額です。
但し、ヴォクシーは両側電動スライドドアに、ナビゲーションにバックカメラ、それ以外にも快適装備がてんこ盛りです。
もちろんカングーにそんなものは求めていないのですが、それだけの装備が揃っていても安く出来てしまう日本の自動車メーカーは、やっぱり凄いなと思ったのが正直な感想です。
担当の営業マンも申し訳なさそうに、
「国産車と比べてしまうと快適装備も少なく、価格面ではどうしても高くなってしまうのですが、カングーの魅力は、運転する楽しさだとか所有している満足感といった、価格ではない所にあると思うんですよ」
と話していました。
確かに、久しぶりに見るカングーは、今まで見て来た車のなかでも異彩を放ち、個性的でオシャレでした。
これでキャンプに行ったら間違いなく楽しそう。
でもやはり、小さな子供がいると、電動スライドドアなどは便利だし(というか必需品?)、バックカメラなどその他の安全・快適装備も満載でカングー以下の価格で買える国産車はやはり魅力的。
装備を取るか、ワクワク感を取るか・・・物凄く悩んだ末、今回は子どもがまだ乳幼児なので、ずっと憧れだったカングーは諦め、安全・快適装備がてんこ盛りの国産車を選ぶ事にしようと決意しました。
これで今回の車選びは、ヴォクシーとフリードの一騎打ちになりました。
ただカングーに関しては完全に諦めた訳では無く、子供が大きくなって生活に余裕が出来たら、いつかは乗ってみたいと思います!